OTSが出来ること
ケーブル耐火被膜（アスベスト）剥離工事
OTSのケーブル耐火被膜（アスベスト）剥離工事
OTSでは、漏油修理により培われた塗装技術とケレン技術を用いてケーブル延焼防止剤（アスベスト）の除去工事を行っております。発電所などの電力施設では防火の観点から、ケーブルに延焼防止剤が塗布されていることがあります。当社では剥離剤を用いて作業を行うことにより、絶縁抵抗に影響を与えることなく剥離することが可能です。
ケーブル延焼防止剤には、ほとんどの場合アスベストが含まれておりますが、剥離をおこなうことによりアスベストの除去も同時に行うことができます。
施工手順
①アスベスト含有調査
着工前の事前調査で、アスベスト含有の有無を可視化します。
こちらが耐火被膜にアスベストが使用されているケーブルです。
②養生
他の場所へのアスベスト粉末の飛散・汚染防止対策として、アスベスト除去を行う作業場の床及び内壁の養生を行います。
③剥離剤の塗布
除去対象部分の延焼防止材を軟化させる為、剥離剤をローラー・刷毛等を使用して対象除去面に均一に塗布します。
④延焼防止剤の除去
剥離剤が十分に浸透した除去面をケレン・皮スキ等を使用して除去します。
⑤粉塵飛散防止材塗布
除去面の最終処理として、除去面全体にアスベスト粉塵飛散防止材を塗布します。
養生シートに付着したアスベスト粉末の飛散を防止するため、養生シート全体にもアスベスト粉塵飛散防止材を塗布します。
⑥養生材の撤去及び清掃
養生シートをアスベスト汚染物としてプラスチック袋に二重に密閉して処理します。
作業に使用した道具を高性能真空掃除機にて清掃した後、拭き清掃を行います。
片付け終了後、高性能真空掃除機を使用して最終清掃を行います。
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