AED搭載車の導入と社員の救命講習について
2021年8月よりOTSでは社員一同がAEDの使い方の講習を受け、また移動の際の車両にAEDを積載することに決めました。
私たちOTSがAEDを導入することを決めた背景には過去の経験が関係しております。
2009年の事です。私たちが北陸方面の現場へ移動中の事でした。
滋賀県の琵琶湖に隣接する池に車両が転落しており、車両内に人が取り残されている状況に遭遇したのです。
※以下、朝日新聞より抜粋。
7月10日午後2時半ごろ、滋賀県守山市木浜町の市道から車ごと魚釣り場の池に転落した運転手を、付近を通行していた大阪の会社員が池に飛び込み救出した。 守山署によると、救出したのは茨木市南春日丘、会社員 横山英樹さん(40)。 水深1.3メートルの池に転落した軽トラックの運転席のドアを開けて、滋賀県草津市の男性運転手(61)を助け出した。 運転手は搬送先の病院で意識を取り戻しけがはなかった。 |
当時はまだAEDがそれほど普及しておりませんでしたが、もしこの時AEDの備えがあればより的確に助けることが出来たのではないかと今でも思うことがあるのです。
この経験から私たちはAEDの必要性を感じていました。
万が一社員が漏油修理の最中に不整脈などを起こした場合はどうするのか、
移動中に心停止の方に出くわした場合はどうするのか、
一刻を争う場面でいち早く対応できる必要があるのではないか?
この様な状況に備え、私たち社員一同が救命講習を受講し、
AEDを車両に積載する事にしたのです。
OTSの目指す未来
私たちの活動が広がりAEDを積載している車が増えることで、
一人でも多くの命が救われることを期待し、今後も努力を続けていきます。
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