カビの上からの塗装の危険性について
カビを塗装で隠すことは可能ではありますが、長期的な維持管理においては間違った対処方法となります。
塗料で塗り重ねることで一時的に建物内の見栄えは良くなりますが、仮に防カビ塗料を使用しても塗料自体にカビの繁殖を抑える効果がないため、ペンキの内側でカビが繁殖してしまう可能性が高く、壁材の腐食、劣化が進行し建物に悪影響を及ぼす可能性があります。ペンキの内側でカビが繁殖した場合、壁材のカビ取りを行うことは非常に難しく、基本的には壁材の取り換えなど大規模な修繕が必要となってしまいます。
弊社では、カビ取り施工を行った後、防カビ塗料による塗装を行うことは可能ではありますが、カビの再発生に対し保証ができません。また防カビ塗料の効果が弱まりカビが生えてしまった場合、カビ取りが行うことができないため、塗装の繰り返しになってしまいます。塗装とカビによってジプトーン(天井ボード)の劣化により高額な大規模修繕に繋がってしまうため、維持管理においては推奨しておりません。
塗装による防カビ施工後のカビ再発生
こちらの店舗では、ジプトーンと塗料の隙間からカビが再発生しているだけでなく、塗装の剥がれやジプトーン(天井ボード)の劣化が起こっています。
この場合、ジプトーン(天井ボード)張替を行わなければならず高額な修繕費に繋がります。
OTSのカビ対策
OTSでは、ジプトーン(天井ボード)の素地を傷めにくくカビの根元まで作用するカビ対策を行っております。
現地調査を行いお客様の要望に沿った最適なカビ対策をご提案いたします。